ただいま・・・・

17時間ほど山に監禁されてますた。
いのしし狩りですた・・・・。

エアーガンとサバイバルナイフ、その他テントや寝袋などは家にあるので、後は食料を買って張り込みの開始です。
家の近所に昔からの集落があり、その裏手は山になっていて、ちょっと奥へ進めば狐や猿、いのしし、最近は人間の手によって開発されてしまったためいないのですが、熊もいたそうです。友人Aが昔からサバイバル大好きなヤツで、いのししの水のみ場を見つけたときから、この計画を実行するつもりでいたのでしょう。とにかく、荷物を抱え山を登らされました。奥へ進むこと2時間。ようやく現場へ到着。火をおこして飯を作るのが面倒だったため、適当に持ってきたものを食し、タダひたすらいのししを待つはめに。KOで言うならレアわきを待つ中華状態です。彼らの精神状態は異常だなと思い知らされました。もう一生やりたくありません。警察の張り込みとか、そういう地味な作業は僕にはあってないんでしょうね。
長い夜の始まりです。蛇やらは気にならなくなりました。光は虫が寄ってくるため極力控え、自然と調和して監視をしました。時折聞こえる獣の雄叫びを聞き、おいらはビクビクして、でも回りはすでに真っ暗で帰るに帰れない状態です。Aは
「絶対来よるな。焼いて食おうぜ。」とかほざき、かなりわくわくしてるように見えました。野生児なAは普段は面白いのですが、時に破天荒なことを考えつき、あっさりと実行してしまいます。巻き添えを食らったおいらはついていません。
で、結局一晩待ち続けてもいのししは現れず、がっかりした様子のA。おいらは極度に疲れ、日も昇ったので家に帰りたいと言うと、とりあえず下山するかと言ってくれたので、当然おいらも同意し、水のみ場を後にしました。荷物を車へ起き、
「お疲れ様ー、もう呼ぶなよww」
とか雑談を交わして帰るつもりが、
「あの水のみ場はもう使われてへんのかもな。そや、探しに行こうか。」
「へ・・・・。まじ？」
おいらは自体を理解できないまままた山をうろつきまわるはめに。そろそろスズメバチなんかが怖い時期です。小さい頃に蜂に刺され軽くトラウマのあるおいらは、蜂がだいっ嫌いなので、この時期に山をうろつくことは大反対でした。けども、ときすでに遅し。車を離れ、疲れた体を休める間もなく付き合わされるはめに。
まあ、要はグダグダに終わり、次回はなさそうだったので結果オーライです。もう付き合わされることもないでしょう。おいらお疲れ様でした・・・。